神社に行って復縁のおまもりを買ったけれど、イマイチという声も実はあります。
ですがおまもりのご利益を得るためには、ポイントがあるのです。効果なしと感じるなら、この5つだけは押さえておきましょう。
その1:おまもりを買う前に凶の年なら厄払いをする
あなたにとって今年はどんな運気ですか?
年の運気というものは、毎年全員に巡っているものなのです。
ですが必ず良いとは限りません。
吉があれば凶もあります。もしあなたにとって今年が「凶の年」なら、今すぐ対処しましょう。
今年の運気を調べる
私って今どんな状態?
今年の運を知ることは、運気の健康診断のようなものです。今の状態がとても悪いのなら、いくらおまもりを買っても効果はいまひとつなはず。
まずはマイナスからゼロに戻し、それから復縁のおまもりを買ってゼロをプラスにしていきましょう。そのためにまずは今年の運気を調べます。
今年の運気を調べる方法はいくつかあります。
押さえておきたい一つ目は、神社で厄年かどうかを調べること。
もう一つは東洋の占いをする占い師へ依頼することです。
「厄年」や「八方塞がり」と呼ばれる年は思うように動けないことが多くあります。
それ以外にも「大殺界(だいさっかい)」「空亡(くうぼう)」「天中殺(てんちゅうさつ)」と呼ばれる凶年が存在します。
これらは言葉こそ違いますがすべて「凶の年」のことを指しています。
九星気学、四柱推命、奇門遁甲、六星占術といった占いで調べることができます。
厄除けをする
神社やお寺は運気のかかりつけ医のようなもの。もしあなたにとって今年が厄年や凶が巡る年であれば、厄除け大師や神社へ行ってお祓いを受けましょう。
行く神社やお寺は長くご縁のあるところか、自宅近くの氏神様が良いでしょう。
今までどこにも通っていなかったのなら、自宅から行きやすく、厄除けのお祓いをしてくれる神社やお寺を探してください。
予約が必要な場合もありますので、必ず電話で確認しましょう。
その2:愛されている神社やお寺でおまもりをいただく
おまもりといえば神社! そう思っているなら、ちょっと待って。
実は神社にご縁のない人もいます。今まで生きてきた中であなたに縁のあった神社はありますか? 神社よりもお寺のほうに縁があったなら、お寺のおまもりをいただきに行きましょう。必ずしも神社でなくて良いのです。
実家の縁のあるお寺や神社があればそちらへ。
なければ「行って心地よいと感じる神社やお寺」へ祈願に行きましょう。
おすすめは「広い境内で」「大きい」神社を選ぶと良いです。
神様がいる神社にはパワーがあり、お守りにもエネルギーが込められています。
あなたはどこの神社やお寺に愛されていると思いますか? ぜひ愛され受け入れられているところへ祈願に行きましょう。
その3:作法はきちんとおこなうこと
神社は神様の住まい。あなたの住んでいる家と同じです。他人の家にずかずか入り込んで一方的に願い事を押し付けるのは、どんな人であってもとても失礼ですよね。
神様は「礼儀を守るのなら、こちらも願いを叶えてあげよう」という対価交換が基本的な考え方です。作法がなっていないと感じると力を貸してはくれません。
またお寺は神様の住まいではありませんが、神聖な場であり、仏様をお祀りしている以上は神社と同じように作法が大事であることには変わりません。その場のルールを知って、お参りの際に失礼がないようにしていきましょう。
その4:復縁できない原因を取り除くこと
「復縁したいけれどなかなかできない」という状態には、必ず原因があります。
たとえば「ライバルが邪魔してきて彼に近づけない」という場合はライバルの撃退も考えなくてはなりませんし「変な男が付きまとってきて復縁の邪魔をしてくる」という場合は、このいらない縁を切らなくてはなりません。
ただ復縁という目的達成のためのおまもりを買うだけではなく、手前に立ちはだかる壁を取り除くことも考えてください。
悪縁があるなら悪縁解消の祈願をしてから復縁祈願をするなど、行動することで原因を最小限にしていきましょう。
厄年と同じように、今あるマイナス要素を取り除いて、できるだけゼロにしていくのが、おまもりの効果を高めるポイントなのです。
その5:おまもりがあれば何とかなるという考えは危険
「おまもりがあれば何とかなる」という他者責任思考は良くありません。おまもりを「待っているだけで思い通りになる魔法の薬」だと思っているのなら気持ちを改めましょう。
復縁で必要なことは「当時の自分より成長すること」です。あの時の自分とまったく同じではいられません。
つまり「どこをどう成長すれば良いのか」を考え続けなければなりません。運やタイミング任せでは、あなたはいつまでも立ち止まっているだけ。
そうではなく「考える」という行動を起こすことで、おまもりの効果はさらに増していくのです。
彼との復縁を阻むものがあれば、そのせいにするだけでなく、できるだけ取り除くこと。そして「もう二度とそんな原因は作らない」という強い信念を持つことで、他者責任から自己責任へと変化していきます。
自己責任とは「人生のハンドルを握ること」です。自分から改善することで他人事が自分事になり、自分が復縁の道へと進むハンドルを握れるようになります。
「おまもりが効かないのが悪い」
「彼が分かってくれないのが悪い」
「妨害するライバルが悪い」
いいえ、そうではありません。あなたが人生のハンドルを握ってしっかりとコントロールしていければ、おまもりが必ず助けてくれるのです。