元彼とどうにかよりを戻したい!
元彼とよりを戻したい…でもできうる限りの努力はしたし、これ以上何をしたらいいのか分からない・・・。
そんな風に今は八方塞がりだと感じるのなら、おまじないに頼ってみるのも良い方法です。
古くから伝わる3つのおまじない術が、あなたの復縁を強力にサポートします。
おまじないのルール
おまじないは普段の生活とは切り離しておこなうことが必要です。いくつかルールがありますので、効果を半減させないためにも必ず守りましょう。
道具について
- 道具はおまじないのためだけに用意してください。普段使いのものは適していません。また、お相手にまつわるものは必需品となりますので必ず手に入れてください。
- 使い終わった道具は普段の生活では使用せずにすぐに処分しましょう。処分方法は、指示がなければ白い紙に包んで市町村のゴミの捨て方に従って処分します。
部屋について
- 騒々しい場所では集中できません。必ず静かな場所、静かな時間帯におこなってください。
- おまじないをおこなう部屋は必ずキレイに掃除をし、空気を入れ替えておきましょう。おまじないの場を神聖なものと考えてください。
自分自身について
- おまじないをおこなう前にお風呂に入り、身体をキレイにしておきましょう。それが不可能な場合は、最低でも手を必ず洗ってください。
- おまじないをする時は、洋服もなるべく清いものを身に着けてください。
白色で新しいものが望ましいとされています。この洋服はおまじない専用となりますので、終了後は処分しても良いでしょう。
アポロンの月桂樹のおまじない
ギリシア神話に登場する太陽神アポロンの加護を願うおまじないです。愛するお相手の気持ちを取り戻すことができます。
- 月桂樹の葉を3枚、お相手の写真、黒の油性ペン、陶器の小皿1枚、ライターやマッチなどの火をつけるものを用意してください。
月桂樹は生の葉が理想ですが、難しい場合はスーパーなどで販売されているスパイスのドライローリエでもOK。
お相手の写真はスマホの写真をプリントアウトしたものでも可能です。他の道具類は必ず新調しましょう。 - 月桂樹の葉3枚に一つずつお相手の名前を書きます。
- 小皿に月桂樹の葉を入れ、火をつけます。この皿の上で灰になるまで燃やしていきます。
- 煙が出てきたら、お相手の写真を立ち上る煙に当ててください。火が消えるまで当て続け、集中して復縁できるよう祈りましょう。
- 火が消えたことを確認して、月桂樹の灰を外に持っていき、お相手の家の方角へ飛ばします。ふーっと吹いても風に流してもOKです。
このおまじないは、ギリシア神話の中でアポロンが恋する話が元になっています。
アポロンは恋の神キューピッドが持っている恋の矢を見て「子どもがそんな鋭い矢を持っているのは危ない」とからかいます。
キューピッドはその言葉に腹を立て、アポロンに金の矢を放ちました。そして川の神の娘ダフネにも鉛の矢を放ちました。
金の矢は恋のとりこになる矢です。そのためアポロンはダフネに恋してしまいます。
しかしダフネに放たれた鉛の矢は、恋を拒否する矢でした。そのためアポロンは愛するダフネをどこまで追いかけても、ダフネをわがものにすることはできませんでした。
逃げるダフネは追いかけられる恐怖から、父である川の神に自分の姿を変えてほしいと願いました。
そうしてダフネは月桂樹に姿を変えたのです。
姿は変わってしまっても、彼女に深い愛を捧げようと、アポロンは月桂樹を自分の聖木にします。そしてその葉で冠を作り、死ぬまでそれをかぶっていました。
アポロンの像に冠があるのはこのためです。
このおまじないは、アポロンのダフネに対する強い愛にあやかり、その加護によって復縁を祈るものなのです。
金の指輪のおまじない
自宅でおこなうおまじないです。ささいなケンカや出来事で離れてしまった気持ちをふたたび呼び戻し復縁することができます。
- 金の指輪、復縁したいお相手にまつわるものを用意します。金の指輪は必ずしも素材がゴールドでなくても構いません。
最後は捨ててしまうものなので、高価すぎるものは避けて、しっかり金色をしたものを選びましょう。
また、お相手にまつわるものは家に置いていった忘れ物や、プレゼント、写真をプリントアウトしたもので構いません。こちらは処分しなくても大丈夫です。 - 左手にお相手にまつわるものを持ちます。右手は次の手順で動かしてください。
・右手をひらいて顔の前まで持ってくる。
・手は立てずに指輪が乗るように手のひらを上にする。手のひらに金の指輪を置く。
・親指が手のひら中央にくるように少し曲げ、中指の先を親指の先と合わせる。
・同じように、次は親指と小指を合わせる。
・人差し指、薬指の順で、親指と合わせる。 - 4回合わせる動作を1セットにして、これを10回繰り返します。指先を合わせる時は、お相手の名前を心で念じてください。
- 終わったら、自宅の出口からお相手の住んでいる場所に向かって107歩だけ歩きます。
- 107歩目の場所で金の指輪を地面に捨てます。
- 土のある場所であれば埋めてもOK。その後帰宅します。
お相手の家がどの方向かあらかじめ調べておきます。また、金の指輪を地面に捨てても拾われたりしないように、最適な場所を下調べしておくと良いでしょう。
指の合わせ方は単純ですが、順番が重要だとされていますので、間違わないように落ち着いておこなってください。
このおまじないの起源は古く、はっきりとしたことは分かっていません。しかし五本の指と金の輪を使ったおまじないとして、ギリシア時代から長く伝わっているものです。
頭の中にふとあなたの名前が思い浮かんだり、突然あなたに関すること思い出したりするようなタイミングがお相手に起こり、次第にあなたのことばかりを考えるようになると言われています。
キスマークの葉のおまじない
これは体の関係がある付き合いの長いお相手であれば使用可能なおまじないです。チャットで知り合っただけの関係や、プラトニックな関係では使えません。
深く知り合っている仲だったのなら、このおまじないでお相手の心も体も取り戻せるでしょう。
- 庭の木の葉や観葉植物などの葉を1枚用意します。木は健康で成長し続けているものを選び、ついている中でも口を覆うだけの大きく若い葉を選んでください。
- その葉を軸から半分に軽く折り、口にくわえて歯形をつけます。
- この葉を相手に郵便などで送ってください。もしあなたの部屋に彼の忘れものなどがあるのなら、それに紛れさせて荷物に入れてしまえば良いでしょう。
郵送ではなくポストに直接入れるのも可能です。 - この葉を相手の目に触れさせることで、おまじないの効果が発動します。なお差出人を知られても効果に問題はありません。
このおまじないは、「カンダーブラカの魔術」と呼ばれる、古代インドの性愛論書「カーマ・スートラ」に記載されているとても古いおまじないです。
「カンダーブラカ」とはキスマークを指す言葉で、葉につける歯形をこのように呼んでいました。
歯形をつけるときは口に含みますので、念のため毒性のない植物を選んでください。また水分の多い多肉植物は避けてください。
この書物は性に関する書物ですから、性的な色を帯びたおまじないということになります。性典に書かれているように、心だけでなく体に直接作用する、性欲と結びついたものなので、特に効果が高いと言われます。
お相手は知りうる限りあなたのすべてを思い出すようになり「心も体も離れられなくなる」という復縁効果がもたらされるのです。
なお、木の葉を採取した元の木が枯れてしまうと、この葉のおまじない効果もなくなってしまうと言われています。
自宅のものであれば元気な木を選び、もし観葉植物や植木であれば、数年間は上手に管理しなくてはなりません。