第一印象が重要！ギャップで好印象をゲットするための方法

恋愛や仕事においても、人間関係の悩みはいつだって尽きないものです。
自分が好きな相手や認めてもらいたい相手には自分のことを見てもらいたいですよね。そのためにはまず相手の視線に入り、その上でいい印象を抱かせることが必要になります。

ただ、なかなかそれをするための自己表現が難しいために、悩んでいる人も多いかと思います。
今回はそんな悩みを持つ人のために、心理学で用いられる「ゲインロス効果」を使って相手からの好印象をゲットする方法をご紹介します！

「ゲインロス効果」とは

ゲインロス効果とは、自分が抱いていた相手への印象が大きく変われば変わるほど後の印象の方が強く記憶に残るという効果です。
ゲインとは何かを得る、ロスは失うという意味です。その得たり失ったりするものの落差が大きければ大きいほど、より強く印象に残ります。
心理学的には一貫して同じいい面を見せられるよりも、最初にマイナス要素の強い面を見せられた後に、プラスの印象を与えた方が、よりよい印象を抱くと考えられています。

逆に言えば、最初にいい印象を抱いていたのに、後で悪い面を見てしまうと悪い印象の方が強く残ってしまうということも考えられます。

ゲインロス効果とは「ギャップ萌え」

今でいうと「ギャップ」という言葉が最も馴染みがあるかもしれません。
ギャップは比較的いい印象を与えるゲイン効果の方を指すことの方が多いようですが、ギャップの使い方を間違ってしまうとロス効果にもなってしまいます。

主に言われるギャップのゲイン効果としては、不良だと思っていた人が捨てられた子犬を拾っていた、普段メガネをかけていた人がコンタクトレンズに変えてみると思っていたよりも素敵だった、いつも職場では無口で淡々と仕事をする人がプライベートでは話がおもしろかった、などがよく言われるところです。

逆にマイナスの印象としては、仕事ができると思っていたのに全然できなかった、真面目だと思っていたのにポイ捨てをしていた、などがあります。

前者だと最初の悪い印象がかなり好転しますが、後者のギャップは最初の印象がいい分、よりがっかりしてしまいますよね。

ゲインロス効果の使い方

ゲインロス効果はうまく利用すればとても強い効力を発揮しますが、間違った使い方をしてしまうと自分が望むように相手との距離を縮めることは難しくなるでしょう。そのため、使い方には注意が必要です。

相手が抱く自分の印象を正しく理解する

まずは相手が自分に対してどのような印象を持っているのかを知る必要があります。
そこが間違っていると正反対の印象を演出することができないからです。

自分ではなかなか分かりづらいところもあるでしょうから、親しい異性の友達などに自分の第一印象を尋ねてみるといいでしょう。

自分では気づかなかった新たな一面に気づけるかもしれません。
第一印象が分かれば、その逆の印象を植え付けるために行動するのみです。

外見を変えてみよう

外見の印象をガラッと変えてみるだけでも、印象の変化には効果があります。

例えば、思い切って髪を切ってみたり、少し化粧を濃くしてみたり、メガネをコンタクトに変えてみたり、いつもパンツスタイルが多い人はスカートにしてみたり、というような変化がいいでしょう。

大きく印象を変える時には、タイミングを見計らってする方がよいでしょう。外見を変えるだけでも、簡単に大きく印象を変えることができます。

成長のためにチャレンジしよう

今までできなかったことに挑戦してできるようになるというのも1つのギャップの作り方です。
簡単にできることはありませんが、やはり何かに挑戦して頑張っている人は素敵に映りますし、成長した自分に自信も持てるでしょうから、いいことしかありません。

何かやりたいと思いながらまだできていないことに挑戦して、少しずつでもできるようになるよう頑張ってみましょう。

継続が実を結ぶことにつながる

外見の変化や一瞬ギャップを作るだけだと、その時は大きな変化を及ぼすことができますが、その後全然変化がないと印象も元に戻ってしまいます。
そのため、継続して何かをやり続けるということは重要です。

例えば、いつも笑顔でいる、人がやりたがらないことを快く引き受けている、自分の話をいつもポジティブに聞いてくれる、自分のことを肯定してくれるなどです。

このようなことは一回行っただけではそこまでの効力はないかもしれませんが、継続していることにふと相手が気づいた時には劇的な効果を発揮します。