心理学を活用したデートのテクニック

大好きなあの人とのデート。楽しく過ごして相手の心を掴みたいですよね！

ただ、デートを失敗してしまうと、次になかなか会うことができなくなってしまったということもありえます。せっかくのチャンスは絶対に掴んで次につなげたいところです。

そこで、今回は相手の心を掴むためのデートでのテクニックについて、ご紹介していきます。ぜひ参考にして素敵なデートを過ごしてくださいね！

人は自分の考えていた先入観と別の印象を与えられると、その印象が強く残ります。

そしてそのイメージの幅が大きいほど、好印象を持つと言われています。これを「ゲインロスの効果」といいます。

自分が意中の相手にどのような印象を持たれているのかを自己分析して、それとは逆の印象を演出しましょう。服装や髪型を変えてみるだけでも、全く変わってくると思います。

重要なのは、実際にその人が話している内容よりも話をしている時の表情やしぐさ、トーンで好感度が変わります。これは「メラビアンの法則」といいます。

できるだけ姿勢をよくしてオープンな体勢をとるだけでも魅力的に映るという研究もあります。そのため、無理におもしろい話をしようとせず、まずは話し方に注意をしてみましょう。

また、相手の話を聞く時にも、いつもよりも少しオーバーにリアクションをするといいでしょう。興味を持って話を聞いてくれるということで、相手に好意を示すこともできます。

美味しいご飯を一緒に食べることによって、相手と打ち解けやすくなることを、「ランチョンテクニック」といいます。

ぜひ、デート中には何か一緒に食事をするようにしましょう。食事の予定がない場合は、途中でカフェなどに寄ってみるのもいいでしょうね。相手と違うものを頼んで、一口ずつ交換してみるのもいいでしょう。

「ミラーリング効果」といって、相手と同じ動きやしぐさをする人には好感をもつと言われています。そのため、例えば食事中に同じタイミングで同じものを食べたりのんだりするのもいいでしょう。

また、会話の中で相手が話したことをオウム返しで返すというのも１つの方法です。

人の心理的な距離と身体的な距離は一致していると言われています。

そのため、パーソナルスペースに入ることによって、相手を異性として意識してしまうということが起こります。

ただ、逆に警戒心が強い相手がパーソナルスペースに入ってしまうと、不快感を感じさせてしまうので注意が必要です。突然、何の前触れもなく恋人でもない人がパーソナルスペースに入ってきたら、相手もびっくりしてしまうことでしょう。

そのため、さりげなくそこに入ることが重要になります。相手に意識させずに行う方法としては、カウンターのある飲食店で食事をしたり、ドライブをするといったような方法がいいでしょう。

また、ホラー映画を見たりお化け屋敷に行ったりして、必然的に距離を縮めるのもありでしょう。怖いことによる胸のドキドキを恋心だと勘違いさせてしまうような「吊り橋効果」もあいまって、より相手との距離を縮めることができるでしょう。

「ザイアンス効果」といって、人は興味がなかった人でも何度も接触するうちに好感度が増すと言われています。それを応用してデートの中で、何度も会うという行為を行うのはいかがでしょうか？

例えば、飲み物を買った時、映画のチケットを購入する時、お手洗いに行った時、デート中でも二人で一緒にいない時間というのは何度もあります。そういう再会の瞬間を意識的にもつようにし、そのタイミングでの自分の印象を意識しましょう。

相手の目をしっかり見て笑顔で声をかけるようにすれば、何度も新たな印象を植え付けることができます。

人間関係は必ず自己開示からはじまります。相手のことを知りたいと思った時には、まず自分のことを話す必要があります。

また、「返報性の法則」により、してもらったことを相手にお返ししようという心理が働くので、相手の素を引き出すのは自分次第です。

まずは自分が自然体で、時には弱い部分をさらけだしたり、悩み相談をしてみましょう。「あまり人には話さないんだけど」と一言つけておくと、自分にだけ話してくれたという特別感が生まれて、より効果的でしょう。

ただ、突然やりすぎると嫌悪感を抱かれる場合もあるので注意が必要です。

いかがでしょうか？デート中にも心理学を用いたテクニックを使用することによって、より効果的に相手の心を掴むことができます。

ただ、テクニックよりも重要なのは、本心から相手の為を思って行動し、相手に楽しんでもらいながら自分自身も楽しむことです。テクニックも参考にしながら、ぜひ楽しいデートを過ごしてくださいね！